定義が違う

人のセンス、感覚というものは本当に千差万別だと感じています。私と、主人が同じ人を見ても、感じることが全く違ったします。芸能人を見て、全く同じようにこの人は美人だ、と感じることもあります。つい先日も病院で見かけた看護師さんを、私が美人だ可愛い、と言っても主人から見てそうは思わないというのです。。だいぶ前の話ですが、テレビ番組で世界の国々で美人の定義が違う、という内容のものが放送されていました。歴史でも中国では楊貴妃、エジプトではクレオパトラ、日本では小野小町、という風に三人が全く違った雰囲気で顔の形も目鼻立ちも違っていたことを思い出しました。最近になって、昔の日本では絵に描かれると魂が抜かれるとか何とか、という理由で顔の形をそっくりに書くことはダブーだとされていたようです。そのため、何の絵を見ても、誰の肖像画を見ても同じ糸のような目鼻立ちで描かれているのだそうです。歴史の教科書で小野小町を見た時、これが世界の三大美人なのかと本当に不思議に思いました。しかし、あの絵のような顔をしていなかったのなら納得がいきます。現代、どういった感覚で美人だと思うのか理解できなかった美人の定義がありました。どこの国だか覚えてはいませんが、眉毛がつながっているのが美人だとされているのだそうです。そのため、わざわざつながっていない眉毛をまゆ墨を使ってつなげて描く化粧をするのだそうです。最近、眉の化粧はすっきりとした眉毛から太めの眉毛に変わりました。その女性もふと眉のメイクにへと変更していっています。眉毛をつなげるメイクが流行りだしたとして、私はそのメイクをまねる勇気はありません。